症例実績

下の前歯が重なっている。（下顎前歯叢生）

唾を飲み込む時に下の唇が後方に動き、下の前歯を後方に押している

つばの飲み込むときの緊張が改善された。下顎の４本のスペースが確保されている。また、上顎も拡大されてきた。県外に転勤のため、当院での管理は6カ月間の管理、その後もトレーナーを使う様に指導し転勤先のトレーナー取り扱いの医院を紹介。

下顎の叢生は生え変わりの時期に早期にみられる不正咬合ですが、トレーナーの装着が出来れば比較的短期間で改善します。

上の前歯が前方に出ている。（上顎前歯の前突）

夜の指吸が治らない。

１年後トレーナーの装着により指吸の習慣が改善されたことで、本来の口腔周囲筋の動きにより歯が移動。前歯が前方に出ている状態が改善され、前歯の隙間もなくなった。永久歯に生え変わるまでトレーナーは継続して使用。

逆嚥下による上顎前突は、舌のポジションと舌の運動のトレーニングが重要となります。

下の前歯が前方に出ている。（下顎前歯の前突）

いつも口が開いていて、唾を飲み込む時に舌の先が下の前歯を押している。

トレーナーを装着し、唾を飲み込む時の舌尖を上顎のスポットを押すトレーニングをすることで噛み合わせが改善してきた。上下顎の前後的な位置関係が改善している。上顎の前歯は前方に傾斜していたが、上顎骨が前上方に成長したため噛み合せも傾斜も改善している。安静時に口が開いていることがある。後戻りしないように継続使用を指導。

姿勢が悪いと舌尖がスポットから離れやすくなるため、姿勢改善に2014年から足育を導入。また、下顎前突の症例では新しいトレーナーi3に変更しています。

上下顎とも歯並びが乱れている。（上下顎叢生）

唾を飲み込む時に上下の口唇に緊張がある

トレーニングにより口唇の緊張がなくなった。舌の位置のコントロールもできるようになり６ヵ月後に上顎の２番目の前歯が生え始め、かなり上方からであったがスペース不足の解消と舌・口唇の筋肉の調和ができている為、正常な位置に配列された。２年後、犬歯が生え変わり始めた。今後もトレーナーの使用で管理。

歯の生え変わり時に上下が逆にならないように定期検診でチェックが必要。上下の歯がロックする前にトレーナーを使用することをお勧めします。

上下の歯並びをよくしたい。（上下顎叢生、上顎前突、過蓋咬合）

口が開いている、唾を飲み込む時に口唇・頬に緊張がある、足指の変形による猫背、姿勢の歪み

トレーナーでの治療としては適応外で厳しい症例だったが、ご本人の努力とご家族の協力があり、良好な改善が見られた。本来トレーナーの装着は昼間の１時間と就寝時の使用だが、昼間の時間を２～３時間以上使用していた。

１年後には歯並びは安定してきたが、歯肉に炎症が見られる。２年後は歯肉も安定してきているが、継続してトレーナーで経過観察中。

実年齢と生え変わりの年齢には個人差があります。前歯の生え変わり時期が効果的な適用時期です。